TOP > ピルの正しい服用方法とは?

ピルは間違った飲み方をすると大変危険です!正しく服用するようにしましょう。

ピルを正しく飲まないと危険!?

ピルを水で服用する女子

ピルは世の中に存在するいろんな薬と比べて、服用方法がかなり特徴的なものだと思います。

そのため、うっかりピルの飲み方を間違えてしまったりすることも……。

しかし、うっかりでは済まされないこともあります。

ピルは医薬品ですから、服用方法を間違えてしまっただけで副作用を重く感じることになってしまう可能性があります。また、本来の目的である避妊効果の恩恵を受けることができなくなってしまうこともあります。

こうなってしまわないためにも、服用方法は正しく覚え、実際にピルを服用するときは細心の注意を払いましょう。

ピルを正しく服用できていないケースは大きく分けると2つにわかれます。

ひとつは「飲み忘れ」です。

低用量ピルは毎日きっちり服用しなければなりません。

毎日服用して体内のホルモンバランスを一定に保つことで避妊効果を得ることができます。

つまり、飲み忘れてしまった場合、体内のホルモンバランスが急激に変化してしまいます。

こうなってしまうと、不正出血などの症状がおこりやすくなってしまうのです。

また、飲み忘れてしまうと、本来の目的である避妊効果も薄れてしまいます。

そしてもうひとつが飲み間違いです。

特に、三相性ピルの場合、薬に含まれているホルモンの量が違うので、順番に服用するように定められています。

シートに順番が書かれている(裏側に書いてあることもあります)ので、その順番通りに服用すれば問題ありません。

しかし、何らかのミスで万が一飲み間違えてしまったという場合、飲み忘れた場合と同じく不正出血をおこすことがあります。

ホルモン量が多いモノを先に服用してしまい、その後ホルモン量の少ないモノを服用すると不正出血を起こしやすくなるのです。

このようなことにならないためにも、しっかりと注意しましょう。

21錠シートのピルの正しい服用方法

21錠シート

ピルには21錠シートと28錠シートがあります。

ピルは基本的に28日の服用で1サイクルとなっていますが、そのうち7日は休薬期間、つまり薬を服用しない期間となっています。

21錠シートの低用量ピルの場合は、1シート全て飲み終えたら、そこから7日間は薬を服用しない休薬期間になります。

それまでは毎日できるだけ決まった時間に、21日間ピルを飲みつづけましょう。

21錠タイプの場合は21日間飲むシートが2枚入っているので、1シートを飲み終えたら1週間の休薬をする。休薬後はまた1シートを毎日飲み続ける。といった流れになります。

正しいピルの服用方法(28錠)について

28錠シート

当たり前ですが、21錠シートと28錠シートでは7錠分の薬の違いがあります。

この7錠がなにかというと、プラセボ錠です。簡単に言えば、何の効果もない偽薬ということです。

飲み方としてはまずプラセボを除く本物のピルを1日に1錠ずつ飲んでいきます。

そして順番に21錠飲み終えた段階で、翌日からプラセボを1錠ずつ飲んでいきます。

プラセボは飲んでも特に何も効果はない空の薬なので、実際には飲んでも飲まなくても問題ありません。

ただプラセボがある理由は、飲み忘れるというミスを絶対にしないようにするためです。

21錠タイプの場合は7日間という一定期間を自分でちゃんと管理しなければいけませんが、28錠タイプであれば1シートに7日間分のプラセボが存在するので、毎日1錠を確実に飲むことで絶対に飲み忘れるようなことがなくなるわけです。

飲み忘れに不安を感じるなら28錠タイプ、絶対に忘れないという人は21錠タイプを選択するといいでしょう。

ピルの服用を忘れてしまった場合

服用し直す女性

ピルを安全に使用するためには以上のようなことに気をつけなければなりません。

しかしながらこれらの事項をしっかりと守っているつもりであっても、どうしても飲み忘れてしまうようなこともあります。

そうなってしまった時に、どのようにすればいいのかということをしっかりと覚えておきましょう。

飲み忘れに気付いてどれくらいの時間が経過したかによっても変わるので、ちゃんと理解しておいてくださいね!

12時間以内に服用し忘れに気付いた場合、その段階で1錠服用しましょう。

12時間以内であれば、しっかりと避妊効果は続いています。

次にピルを服用するタイミングは、いつもと同じ時間に服用して大丈夫です。

この段階で気付いた場合にはそれほど気にする必要はありません。

つぎに、24時間以内に気付いた時。

この場合も気付いたタイミングで服用する必要があります。

しかし12時間以内の場合とは違って、避妊効果はかなり薄れてしまっています。

妊娠してしまう可能性もあるので、性行為をする場合は避妊具をつけてするようにしましょう。

最後に、24時間以上服用することを忘れてしまっている場合です。

この場合は、それまでに服用するはずだった分をまとめて服用します。

たとえば、服用し忘れて3日目に気付いたとします。

手元に本来飲むはずだったピルが2錠と、その日に服用しなければいけない分のピル1錠で、合計3錠になりますよね。この時、2錠分を一気に飲み、3錠目は本来のタイミングで服用するという形になります。

ただ、これ以上の期間があいてしまって、4錠も5錠も飲まないといけないものがあるという場合は、かかりつけの医師にまずは相談しましょう。

しかし、なによりもまずは飲み忘れをしないことが大事です。

飲み忘れをしないようにアラームをつけるなどして、服用忘れのないようにしましょう。