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ピルには避妊をする以外にも女性の悩みを解決してくれるたくさんの嬉しい効果があります。

ただ避妊をするためだけではない?

ホルモンバランスを変えるために服用する女子

ピルは避妊するための薬という認識が強いと思います。

避妊薬として販売されているので、それもそのはずです。

しかし、実はピルの効果はそれにとどまりません。ピルはホルモンバランスを変えることで避妊ができる薬なのですが、このホルモンバランスを変化させることが体にいい影響をもたらしてくれるのです。

普通、医薬品と聞くとどうしても副作用が頭によぎると思います。

副作用というのは本来の使用目的とは異なる形で効果があらわれることを指します。

簡単に言えば、風邪薬を服用した時に眠気がでますよね。

この眠気が風邪薬に含まれている成分によって引き起こされる副作用です。

この副作用に関してはあまりいいイメージがないと思います。

ピルは避妊以外の女性にとって嬉しい効果をもたらしてくれます。

本来の利用目的が「避妊効果」なのであれば、その避妊効果とは別に効果があらわれるわけですから、言ってみればこれも副作用といえます。

しかし、むしろこの女性にとって嬉しい効果を目的にピルを服用する人も増えているのです。

一体どのような効果があるのでしょうか。

月経痛・月経前症候群を軽減!

月経痛を軽減した女性

月経痛というのはいわゆる生理痛のことです。

月経痛がひどすぎて会社を休んだりバイトを休んだりした経験がある人も多いのではないでしょうか。

ズキズキとした痛みを感じたり、腰が重く感じたりすることがあります。

さらに人によってはその症状が重くのしかかる場合があり、その場合は月経困難症の可能性が出てくるでしょう。

そして月経前症候群についてですが、これは別名PMSとも呼ばれています。

生理前になると女性の多くはイライラしたり、具合が悪くなったりしますよね。

この症状は女性の80%以上が経験しており、排卵から生理がおこなわれる時期に身体的な症状や精神的な症状があらわれることを月経前症候群といいます。

月経前症候群は人によって程度が異なるので、生活に大きな支障が出てしまう人もいたりします。

ただ生理が終わると同時に症状はなくなるので、そこまで深刻に考えることはないでしょう。

低用量ピルはもともと避妊に対して効果を発揮する医薬品ですが、月経痛や月経前症候群の症状を軽減することができるのです。

生理痛の原因となっているプロスタグランジンという物質があるのですが、これによって生理痛は引き起こされてしまいます。

低用量ピルに含まれているエストロゲンとプロゲステロン類似ホルモンが排卵を一時的にストップすることによって、卵巣から黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が抑えられます。

この黄体ホルモンの分泌が抑えられると、プロスタグランジンの分泌量も減少し、その結果、生理痛を軽減することができるのです。

ニキビや多毛症も解決できる!

ピルでニキビを解決した女性

実は低用量ピルを利用することで、ニキビのや多毛症の改善も期待できます。

なぜピルがニキビに対して効果を発揮するのか説明をする前に、まずはなぜニキビができるのかを確認しておきましょう。

ニキビができる原因はいろいろありますが、そのうちのひとつに「過剰な皮脂の分泌」が挙げられます。

皮脂によって毛穴がふさがれ、不衛生な状態になってしまうことで悪玉アクネ菌が増殖し、ニキビができてしまいます。

この過剰な皮脂の分泌は男性ホルモンのはたらきによって引き起こされています。

つまり、男性ホルモンのはたらきを抑えることができればニキビができにくいとも言えますよね。

そこで活躍してくれるのが低用量ピルです。

ピルの中に含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンが男性ホルモンのはたらきを抑えます。

その結果、ニキビの症状になりにくい肌環境をつくってくれるのです。

また、濃く太い毛があごや太ももなどの普段は産毛しか生えないような場所に生える多毛症。

女性の体内にある卵巣と副腎という臓器が男性ホルモンを分泌しているのですが、これらの臓器が異常をきたしてしまいホルモンバランスが乱れ、多毛症になるというケースがあります。

これもピルの服用で改善することができます。

ピルは体内のホルモンバランスを一定に整えてくれるので、こういったホルモンバランスの乱れを回復し、多毛症などの症状を改善することができるのです。

卵巣がんや子宮外妊娠をピルで予防?

ピルが卵巣がんの予防に効果があることを指摘する女子

「最も恐ろしい病気は何ですか?」

と突然聞かれたら、皆さんはどう答えますか?

「心筋梗塞」や「脳梗塞」といった答えも多いと思いますが、おそらく「がん」と答える方が多いのではないでしょうか。

肺がん、胃がん、舌がん、乳がん……さらに女性の場合は卵巣がんや子宮体がんも。

このように、がんはさまざまな部位におこる恐ろしい病気です。

実は、低用量ピルはそんながんを予防することができると言われているのです!

卵巣がんを抑えることができる理由はいたって簡単です。

卵巣がんの原因はハッキリとは特定されていませんが、排卵の回数が多い人ほど卵巣がんになりやすいと言われています。そのため、妊娠した経験がない方がなりやすいとも言われているのです。

排卵が起きるごとに、卵巣は傷つき、傷ついた部位を修復しています。この回数が多いほど卵巣がんのリスクが増えるとされているのです。

つまり、妊娠していれば排卵は起きないので、傷つくことがありません。

これは低用量ピルを常用している場合も同じです。

ピルにも排卵を抑制する効果があるので、卵巣がんの予防になると言われているのです。

これは子宮外妊娠にも効果があります。

卵巣や子宮内膜が損傷しないので、子宮外妊娠などのリスクを低下させることができるのです。

このように、ピルを利用することで女性特有の悩みを改善することができます。

女性にとっては嬉しい効果も多いので、これをきっかけにピルを服用してみるというのもいいかもしれません。